目標は「道具」であり、業績は「結果」である
カール・ルイスが世界一だといっても、その結果は、馬以下でしかないのです。
2メートルを超す大男のマット・ビオンディがどんなにがんばっても、1匹の小魚にかなうのかどうでしょうか・・・。
つまり、目標や結果そのものに最大の価値があるのではないのです。
私は、目標は「道具」であると考えています。
人びとが素晴らしく生きていくために、欠かすことのできない「道具」です。
仕事の場で言えば、そこに結集した人びとが創造的にがんばっていくための「道具」です。
オリンピックの場で言えば、それを目指す人びとが限りなく燃えてがんばっていくための「道具」です。
目標があるからこそ、しかもそれがそう易々とは達成できないものであるからこそ、人びとがそれに、極限にまで挑戦し、そのプロセスに人生があるのです。
それなくして、誰が馬にさえかなわない「走るだけ」にがんばれるでしょうか・・・。