メダルへの道が示しているもの
ソウル・オリンピックにおけるベン・ジョンソンのドーピング事件は世界を唖然とさせました。
これに関連して、この大会に先立って連載された「変貌する五輪・パワーアップに妊娠まで」という朝日新聞の記事を引用したいのです。
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「記録をあげるために大量の薬をのむ。
自分の血を抜いて凍結保存し、再注入すれば20パーセントもスタミナが増強される、という。
ドーピング(薬物使用)問題は、いまやオリンピックが持つ最大の病根である。
(中略)
5月末、ロンドンから届いた外電は衝撃的だった。
英紙「サンデー・ミラー」の報道を引用したその内容は
"ソウル五輪を前に、東側諸国の女子陸上トップ選手の間では、メダル獲得のために人工授精で妊娠し、一定時期に人工流産する新しい"ドーピング"がかなりの勢いで広がっている"。
・・・それによれば、妊娠初期の数カ月間は、ホルモンの分泌で母体に筋肉がついてパワーが増強される。
選手たちは、禁止されているアナボリックステロイド(筋肉増強剤)などを服用する代わりに"合法的手段"としてこの方法を使っている。」