福祉資源の活用 4
都道府県を経由して下りてくる国の縦割りの施策と指示をできるかぎり横へつなぎ、施策の総合化を図りうるのは独任・公選首長をもつ市町村行政のよさであり強味なのです。
「最初の政府」の特色を生かしきり、総合行政を展開できることこそ市町村の可能性なのです。
社会福祉はいま、地域と住民を全体として捉え、施策の「横結」を実現する市町村行政を要請しています。
そのために役所の組織、意思決定、職員の意識と能力、首長・議会のものの考え方などさまざまな面での内部改革が求められています。
社会福祉の充実とは、これまでの施策と行政の単なる延長でも量的拡大でもなく、こうした内部改革をともなう新たな自治行政のあり方のことなのです。
新たな社会福祉の展開に当たって強調されるべきことは、地域住民の一人ひとりが人間らしくよりよく生きられる福祉社会を建設しようと決心し、職員と職場を活性化させ・・・
住民をリードできる見識と力量のある首長の存在です。
新たな社会福祉の展開に無関心ないし冷淡な首長ほど、「最初の政府」の責任者としてふさわしくない人物はいないというぺきです。
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