福祉資源の活用 3
すでに厚生省中央社会福祉審議会では「地域福祉専門分科会」を設置し、この2つについて地域福祉の充実・推進という観点に立って検討を行いました。
しかし、どこよりも、地域福祉の現場にかかわる市町村社会福祉協議会とその財源を強化し、役所への依存を克服し、民間機関本来のよさを発揮できるような条件整備が必要です。
民間活動でも市町村レベルを最優先・最重視すべきです。
・・・以上述べてきた福祉需要の的確な把握、福祉サービスの体系化、そして福祉資源の活性化は、社会福祉における市町村の大切な役割ですが、市町村が、これらを成し遂げていく場合、首長が独任.公選であることの意味を最後に指摘しておきたいのです。
市町村長が独りで民意を代表するということは、市町村の施策を立案していく場合、国の各省庁各局の分担管理の縦割り行政に比べれば、はるかに総合化を図りやすいことを意味しています。
しかも、この独任・公選の首長を補佐する職員は特定部門の職員として採用されるのではなく、○○市(町村)の職員として採用されるのです。
・・・この2点を考え合わせるとき、市町村の行政があたかも国の各省庁各局の縦割り行政のように相互に十分調整されることなく行われているならば、それは公選首長の意義をないがしろにしているといわなければならないのです。